三者(お客様・下請け・自社)皆が喜ぶことが出来る会社を目指して
稲沢商工会議所青年部
三喜建設株式会社 田中 章喜
YEGに入会したきっかけは?
今も祖父江町商工会青年部に所属しているのですが、卒業されたOBの皆さんが入会してみえるのを知っていました。どのような活動をされているのかな?と思っていた時に丸金土建(株)の松岡実男さんに誘って頂いたのがきっかけで入会させて頂きました。
YEGで得たこととは?
まだ入会して9ヵ月なので、これから体験し得ることのほうが多いと思いますが、今までは祖父江町の中だけの活動でしたが旧稲沢市、旧平和町の多くの方々と出会うことが出来たことと、祖父江町商工会青年部では皆で一つ一つ事業を全員で行う体制ですが、組織が大きくなる事で各担当委員会は全体に対しての配慮や先を見通す事への責任が大きくなり、今までとは違う目線での事業計画がなされているのを体験できていることです。
お仕事について
1)業種・内容 一般建築、注文住宅、リホーム、増改築
2)仕事に対する情熱
私が幼いころ父親が創業した三喜建設(株)、将来は後を継いでくれたらとの親の思いを大学時代に聞き私もその思いに応えようと建築業界に就職しました。ハウスメーカーに就職し約3年弱勉強させて頂いた後に、三喜建設(株)に入社しました。
入社当時はバブルがはじけた後で一般住宅も建築しておりましたが、ゼネコンの下請けとしての仕事がメインで、とても経営が厳しい時代でした。
父親が掲げた経営理念は、会社を三喜建設(株)と名付けた理由でもあり「お客さま」「会社」「下請け」の三者皆共に喜ぶ仕事をするとのことでした。私もその想いには共感し地元で一般住宅をメインに仕事をしたいという自分の思いを父親が聞き入れてくれ方向転換を決断してくれました。
多くの業種が関わり沢山の職人の方々の力で完成する住宅、個人で住宅というのは一生に一度の高い買い物です。家族の大きな夢や幸せを買って頂くものだと思います。
そのお手伝いをさせて頂ける事は自分にとって本当に喜びです。
住宅の建築というのは結婚の様な物で縁があって初めて仕事をさせて頂けるものだと思っています。
ご縁を頂き一生に一度の高い買い物をして頂く仕事です。お客様が喜んで頂くことが自分達の喜びであり、尚、下請けが喜ぶ、三者皆が喜ぶことが出来るそんな会社、であればこそ社会に貢献でき存在価値のある会社であると思います。そんな仕事が今後続けられる様精一杯努めていきながら、これからも一期一会ご縁を大切にしていきたいと思っています。
今、一番の楽しみとは?
皆の笑顔で囲まれている時が自分にとって勉強になる話が至福の時なんです。
今日はどんな話が出来るかな?なんて考えながら皆が集まる所に目掛け出かけて行く時ですね。
夜のお店の話ではないですよ!YEG、商工会青年部、厄年奉賛会・・・等々です。
多くの方とお話させて頂くことで新しい見方、考え方を勉強させてもらえますしね。それに皆さんとお話させて頂いて、この頃は自分の家庭へのあこがれが高まっています。結婚!!したいですね~
稲沢及び地元への愛着や特徴などを教えて!
色々な地元の団体に参加させて頂き15年くらい経ちました。皆が地域の事を考え話しているのを聞き地元意識がたかまっていきました。自分の出身は稲沢市の祖父江町ですと話してましたが、最近ではYEGに参加し出身は稲沢市ですと言える自分が視野が広がってきたのかなって感じています。
YEGを卒業したら?
活動を活かし次世代に残るような会社に成長させ、地元地域に貢献していきたいです。
最後に一言!!
YEGの皆さんこれからもお付き合い宜しくお願いします。
取材後記
仕事をしている時の真剣な眼差しとベテラン職人のような寡黙な姿勢。取材している時のほんわかしすぎるくらいの絶えまない笑顔と軽快なトーク。一体どちらがこの人の本質なのでしょうか?
どちらにしてもこの人が悪い人ではないという事がすごく伝わってくるにこやかな雰囲気の中での取材になりました。